【結果報告】「より良い子育てのため発達障害への理解を深める」意見交換会

2016年11月21日に「より良い子育てのため発達障害への理解を深める」 というテーマで意見交換会を行いました。
当日の主な内容につきまして、結果報告をいたします。
Facebookページでもご覧いただけます。 https://www.facebook.com/nanseibu/

 

埼玉県南西部地域NPO 連絡会 意見交換会 結果報告
「より良い子育てのため発達障害への理解を深める」

開催日時 2016 年11月21日(月)10:00~12:00
開催場所 志木サテライトオフィス Hルーム
参加者(順不同、敬称略) 10 名
新井 輝雄 (講師・対談話し手 ハッピーテラス みずほ台教室 事業責任者)
小宮 光絵 (対談聞き手 NPO法人 地域と笑顔の親の会・絆 代表)
竹嶋 雄史 (ハッピーテラス 新座教室 事業責任者)
田中 理恵 (ハッピーテラス 新座教室 児童発達支援管理責任者)
池上 佐知子 (ハッピーテラス 新座教室 保育士)
高倉 愛美 (ハッピーテラス 新座教室 児童指導員)
柴田郁夫 (東上まちづくりフォーラム)
友國洋 (和光まちづくりNPO センター)
一瀬要 (東上まちづくりフォーラム)
結果報告作成 山下義之 (司会進行 地域と笑顔の親の会・絆)

1. 講演「より良い子育てのため発達障害への理解を深める」 講師:新井 輝雄
第1部 発達障害の基礎知識
◎発達障害とは?(文部科学省定義)
・自閉症スペクトラム障害/自閉症スペクトラム症:ASD
・注意欠陥多動性障害/注意欠如多動症:ADHD
・学習障害/限局性学習症:LD
◎発達障害の原因や診断方法
◎二次障害について
第2部 支援・関わり方の基礎知識
◎自閉症スペクトラムの関わり方
◎特別支援教育について
◎放課後デイサービスについて

2. 対談「子どもの発達障害の支援体制のあり方と問題点」
話し手   :    新井 輝雄 (ハッピーテラス みずほ台教室 事業責任者)
聞き手   :    小宮 光絵 (NPO法人 地域と笑顔の親の会・絆 代表)

・発達障害の要因は遺伝と胎児期や周産期の状態などの環境要因で、複数の要因が複雑に影響し合っている。
・知的障害があれば療育手帳がもらえて特別支援級に通えるが、それより程度の軽いグレーゾーンの子の受け皿がこれまでなかった。
・貧困や育児環境の悪化など社会・心理的要因による「環境型知的障害」が増加している。
・乳幼児健診などで簡単なスクリーニング検査のみで「障がい」と決めつけてしまうケースもある。
・本人だけでなく、親御さんに対する「ペアレント・カウンセリング・トレーニング」が大事
・普通級か支援級か通わせる判断は、子供の将来を見据えて十分に検討して決める必要がある。
・放課後デイサービスの重要な役割として、「放課後の安らぎの場」「安心できる居場所づくり」「自立の促進」がある。
・放課後デイサービスに通えるのは小1~高3まで。
・利用料金は年収890万円以下の家庭なら、1割負担で上限4600円/月で通える。

3. フリートーク(意見交換)
・コミュニケーション能力の育成のために、褒めてあげることが大切。
・子供だけでなく、保護者との対話も積極的にするべき。
・受給者証も安易に取得するとレッテルを貼られてしまう。
・知的障害かどうかグレーゾーンにある子供たちをはっきり色分けすべきか難しい。
・就労支援という意味では障害者手帳を持っていると就職しやすいというのが現実。
・放課後デイは無資格でも働けるが、資格があればポイントが加算される。
・資格よりも職場経験や資質・心構えの方が大事。
・ハッピーテラスのフランチャイズのメリットは、70教室ある高い知名度と事故などの情報を共有できる点。
・放課後デイは学校を使っての周知が難しく、まだ認知度が低い。
・認知度を高めていき、救うべき子どもたちをしっかり支援する体制を作るために、NPOや市民団体と協力体制を築くことが一つの鍵となる。

以上

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